再帰的憂鬱

140字では短過ぎるが、noteに纏めるほどもない自省、独語

ようやくブログを始めました

自分なりのアウトプットの為にブログなり雑記帳なりをつけると言ってから何か月が経過したのだろう。確か出張先で友人達と飲んだ日が最後だっただろうか。

少なくともあの時は、身の回りの全ての出来事が目まぐるしく変動していた時期だった。畑違いの部署へ左遷された直後に職場が大爆発を起こし、『世界を揺るがした10日間』よろしくそれまで私の視界内部に収まっていた人物相関図が根柢からひっくり返ってしまったのだった。私達を長年スポイルしてきた職場規律は崩壊し、タレこみ、脅迫、早期退職が横行する末法世界が瞬く間に現出したのだ。断言するが、少なくとも表面上は、何もかもが変わってしまったのだ。

変化は何も悪い事ばかりではなかった。私達は肩の肉を破るほどの重荷を久々に降ろす機会をー残念ながら既に束の間のこととなってしまったがー得たのだ。同僚達の眼の中に安らかさを認めたのは社会人になってから初めてのことであった。皆が自発的に業務改善や自己研鑽に精を出し、あるべき未来の形を言葉足らずーけなしたわけじゃない!!ーではあるが語り合っていた。

私がみんなと飲んだのはちょうどそんな時だった。あの時私は職場内部で起きた一連の出来事を自分の言葉で理論家しようと取り組んでいた。旧態依然とした組織体質、国策の担い手、金融政策の犠牲者第1号...様々な説明が専門家や経験者達によってなされていたが、私はちょうどその時読んでいた加速主義特集が多くの示唆を与えてくれると考えていた。

まあこんな感じで取り留めも無いことを書いていくつもりだ。あの件についてこれ以上ブログで触れることは無い。新鮮なネタが入ればすぐに左翼新聞が喜んで記事にするし、ここで私の能書きを読む必要はないってことさ。